環境部会設立準備委員会平成21年新春勉強会報告

日時:平成21111日 鹿児島市ボランティアセンター

講師:小原幸三教授(鹿児島大学大学院理工学研究科)

テーマ:「環境・エネルギー問題への提言」

参加者:13

当日は、鹿児島大学大学院理工学研究科の小原幸三教授をお招きして、環境部会設立準備委員会の新春勉強会を開催しました。

    各自、自己紹介の後、先生から、約1時間半にわたって、環境やエネルギー分野での新たな取り組みの現状と今後の、鹿児島における技術士に対して協働して取り組もうとの熱い思いをこめた提案がありあました。

  1.取り組みへの提案

   「ごみ」から新しい社会「機構モデル」へ

    提案

          「ゴミ」の「資源化」・・・新しい商品開発へ

          「スローライフ」と「幸福論」人間性の追及(場つくり)

    行動提起

          経済メリットのある生活環境改善アイデア

          アイデア提案から商品開発へ育てる場の創出

   地域からの具田的な例の提案

1)昼間の照明を削減するアイデア・・自然エネルギー促進プロジェクト

          太陽エネルギーの利用

          鏡を「壁」「天井」に活用した太陽光活用型建築物照明の開発

 

2)    地域の製造業と連携する試作・開発組織・・学びから社会貢献としての実践の場構築プロジェクト

.商品までのコストと時間の合理化と共存社会

・ガソリン燃料の節減対策としての、エンジンの改良技術開発

・次世代燃料としての水素自動車の普及に向け、桜島観光と環境を連携させた櫻島桟橋近くに水素ステーションの設置を進める運動の展開

.地域遊休インフラの活用

・国際的な連携を深めるための場の「WWOOF」活動への参加・・インドネシアにいきませんか?

  2.参加者の感想

   1)水素自動車の燃料の水素の供給策

    ・電気分解 ・天然ガス ・メタン ・海水中のマグネシウムから水素を 循環資源として有望

   2)橋梁の老朽化チェックに、不要としてゴミとなった機器類が使えないか。

   3) 再生コンクリートの利用あり方について・・・製品化は実証データを示して。

   4) 鹿児島での竹の適正管理による二酸化炭素の削減の取り組みの必要性あり。竹炭の需要先の開拓

 a.薪ストーブの普及・・カロリーの実証データ調査必要

 b.鰹節の燃料

   5)これからの産業は、農業・漁業を活性化させるべきである。知恵を出しながら、その方向へコーディネートする組織が必要

   6)地方でも、新しい技術開発ができる可能性あり。今後の取り組みに期待したい。

   7)室内植物の育成に、鏡を「壁」「天井」に活用した太陽光活用型建築物照明の開発が使えないか。

    実証データを取っていきましょう。